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INHEELS Blog

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      「その服、だれの?」

      6年半前東京でのM&Aコンサルの仕事を辞めてロンドンに移ってから、当たり前だけどいきなり世界が変わりました。渡英後はカフェチェーン「CAFE NERO」のバリスタとして毎朝6時にカプチーノ作りをしばらくした後、フェアトレードファッションのパイオニア・ピープルツリーのロンドンオフィスで働かせてもらい、基礎の基礎から服作りやパターンメイキングを夜間パートタイムの学校で学ぶという毎日。

      服作りに関わるようになって、初めて聞かれるようになったのが

      「その服、あなたの?」

      という質問。

      自分で服を作れるようになってくると好き放題好みなものを作れるので面白いものができます。自分で作ったものを着て例えばピープルツリーのオフィスに行くと、大体だれかが “is this yours?” と聞いてくれるようになったのです。自分で着てるんだから「私の」というのはそりゃそうなんだけれど、服を、ものを作る世界の中ではこの質問は「自分で作ったの?」という意味になります。

      そういえばこの仕事を始めてから周りもものづくりをする人が当然多くなり、ある日のコーディネートをみてもこれは私の、これはつぐえさん(INHEELSデザイナーでもありMOON0910の代表でもある美女)の、これは木村さんの(ALL YOURS)、これはレマちゃんの(Atelier R)、これはゆみさんの(Liv:ra)、これはダニエラの(Elementum)・・・と顔とモノが一致するようになってきました。

      この安心感はなんなんでしょう。あの人が選んだ生地、この人が指示した縫製(ってなってくるとマニアックだけど笑)に萌える感じ、出所のはっきりした服を着ると味わえます。生産背景を公開しているブランドの服でも、周りのクリエイターの作品でも。もしまだ味わったことのない人は、体感してみてくださいね。

      写真は「つぐえさんの」。
      MOON0910カシミアシャツと錫カフス。INHEELS直営店CHANNEL01でもご覧頂けます。

      09/26/16

    • SPEAK LOW

      もっと近づいてくれていい

      どうか静かに囁いて。

      大きな声では分からない

      聞こえる先の その音を。

      見える先の その奥を。


      大声に濁された真実を。


      季節はすぐに変わってゆくから。

      カーテンはすぐに降りてゆくから。

      その前に

      どうか静かに囁いて。

      INHEELS Autumn Winter 2016 Season Concept

      09/21/16

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      INHEELSカルチャーに関わるおはなし・・・

      金曜日、イギリスがEUから脱退するという「Brexit」が国民投票で決まりました。

      INHEELS的に一番気になるのはこれで「ロンドンのミックスカルチャーがどうなってしまうんだろう」というところ。

      INHEELSはロンドン生まれ。創設者の一人大山はもう10年以上ロンドン在住、もう一人の創設者岡田は2010年から2012年までの2年間をロンドンで過ごし、そのフュージョンカルチャーにもみくちゃにされながらINHEELSは生まれたのでした。実際にはロンドン内のカムデン(東京で言う原宿と下北ミックスみたいな感じかな?)という地域にあるクルド人ファミリーの経営するオーガニックカフェの隅のテーブルでギリシャ料理のおつまみとワインを飲みながら、イタリア人、スペイン人、フランス人、シベリア人、それからカリブやアフリカ人の友人たちと語る中で少しずつ性格付けされていったINHEELS。イギリスにいたけれど、少なくとも岡田はイギリス人の友人は実はあまりいなくて完全に「移民カルチャー」の住人だったのです。移住直後に働いていたカフェ、Cafe Neroのバリスタ仲間もイギリス人は皆無。

      アフタヌーンティーetc.の伝統的なイギリスっぽいことも素敵だけれど、ロンドンの好きなところは断然このミックスカルチャー。初のムスリムの市長サディーク・カーンが就任して、ロンドンのみんなが誇らしいポストをFacebookで流していたのも記憶に新しい。みんなマイノリティだから、誰もマイノリティじゃない環境。

      もちろん移民がいることの経済的な問題は理解しているけど、今回の決定は本当に良かったのか・・・実は私の周りは全員が「IN」(残留)派だったのでまさかOUTになるとは思っていなかったので本当に驚いています。それもそのはず、ロンドンでは6割がIN、そして若年層では7.5割がIN。私のまわりはほとんどロンドンの若年層だからそう言う意味で偏っていたんだけれど。

      (にしても、これって「高齢者が若者の未来を決めている」といっても過言ではない状況な気が?)

      INHEELSの土壌である、このカオスで活気があって違いを受け入れるロンドンという街が、将来的に移民排除政策を強めて面白くも何ともない街になってしまうのならとても残念なこと。

      ロンドン独立??ノーカンノーカン、投票やりなおし??って言ってるひとも沢山いるけど。どうなっちゃうんだろう。

      イギリスのミックスカルチャーにゆかりの深いINHEELSとして、憂慮せずにいられません。

      岡田

      06/26/16

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      “It’s your choice, but be educated.”

      「取り入れるかどうかはあなたの選択だけれど、少なくとも知識は持っていてね。」

      UKで使っていたファッションデザイン入門の教科書。ファッションにおけるサステナビリティの章で、ひととおりファッションが環境や人に与えている悪影響とサステイナブルデザインの可能性を勉強した後の締めの言葉がこれ(うるおぼえだけどほぼ確実に合っているとおもう)。

      別に「これが未来のスタンダード。全員こうするべき!」と言わずに「一応デザイナーとして知らないのはダメよ。知った上で自分でチョイスしてね。」という温度感に、個人的にはすごく納得感があります。

      素材の選定など、服作りの多くの部分に関わるデザイナーには知識を持つ責任が絶対にある。(あーこういう言葉をつかうとすごい上から目線っぽくなっちゃう 権限・裁量があるんだから責任があるのは当然ということで。。)けれど、きっと誰だって押し付けられるのはいやだろうから。

      と、ここまでは服をつくるデザイナーの話だったけれど、まったく同じ話が服を選んで着るみんなにも言えるわけで。

      “It’s your choice, but be educated.”

      ざっとネットで調べるなり、観たい人はドキュメンタリー「THE TRUE COST -ファストファッション真の代償」とかを観るなりしてもいいし。その上で「It’s my choice」と言えるコーディネートができれば、ステキなんじゃないでしょうか。

      岡田

      06/22/16

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      ネパールから新製品続々と入荷しています。撮影も済んだので、もう少しでオンラインショップに登場しますので楽しみに待っていてくださいね!

      商品を入荷したらまず、検品します。そのときにどうしても出てしまうのが「B品(不良品)」。もちろん、少しでもキズやシミがついていたら販売出来ません・・・。「こんなB品あったよ」と工場に写真付きで伝えると、写真のExport Managerアラティは心底辛そうな顔をします・・・「my heart aches(心がいたい)」とのこと泣 でも「OK we will  improve this!(大丈夫、改善するから!)」と立ち直り改善案を練ります。そうやってお互い少しずつレベルアップできる関係が嬉しい

      にしても、世界中で服の廃棄が問題になっているけれどこのB品の扱いも困ったもの。サンプルセールもいいけれど、なんとかアップサイクルして生き返らせたいと思うのはもはやサステイナブルブランドの意地。。。

      photo by Miki Yamato Photography

      05/23/16

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