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スペインでノマドワークとかサステナブルファッション事情とか

ここ数ヶ月はINHEELSにとって、というか私、岡田にとっては色々な意味で節目となる期間でした。9月末に1年やったお店を閉店し、10月には勉強会めぐるファッションラボを関西で開催。もともとそんなに仕事ができない(うーん、少なくともある意味では)私はちょっと環境を変えて休憩したくなり、1ヶ月日本から離れてみることにしました。

ということで、個人的な用事もありスペインへ!マドリッド>サラマンカ>カディス>マドリッド(いまここ)と回っています。その間発送業務と押印とかの雑務をやってくれる仲間が日本にいる限り、wifiでどこでも仕事ができるすばらしき2017年。イモトのwifiとSIMフリー携帯命。

こちらでは8時朝ご飯>13時タパス&ビール>14時昼ご飯>カフェとかケーキとかビールとか>21時夕飯というポリリズムの美食三昧(ハモンを飽きる程食べようと思ったら本当に飽きました)、もちろん言葉はスペイン語、同行の相方が画家ということもあってたくさんのギャラリーめぐりでいい感じにインスパイア&増量&リラックスしております。

(マドリッドのアートブックフェアで見つけたポスター。床の間に飾りたい)

(友人のペドロと、コロンブスがアメリカに向けて出発した町、El Puerto de Santa Mariaにて)

とはいいつつ、やはり気になってしまうのがスペインのサステナブルファッション事情。

まずスペインのファッションと言えば・・・売上世界一のINDITEXグループのお膝元。INDITEXグループで一番有名なブランドはZARAですね。他にもBershka、日本には上陸していないStradivariusなどもあり、各都市のメインストリートにはINDITEXグループの店舗が軒並み店を構えるという状況です。ファストファッション、ハイストリートブランド天国とも言えるかもしれません。

そうはいえど先進国のメインストリートはどこでもこんな感じでしょうかね・・・ただし!どこの国でも、この状況に疑問を持つ変な人たち(これは褒め言葉として使っています!念のため)は一定数いるのです!

マドリッドでよく目につくのは「HUMANA(ウマーナ)」というリサイクルショップ。街角にある大きな黄緑色の回収ボックスや店舗で回収した不要になった服を仕分けし、店舗で再販したりリサイクルに回したりしている、創設30年の老舗の組織です。収益を使ってアフリカで沢山の教育プログラム等を行っています。「既にあるものを活用する」古着の循環はサステナブルファッションへの一番の近道。(ちなみに皆さん寄付はするかもしれないけれど、どのくらいの頻度で古着って買います?寄付しても毎回新品を買っていたら数的にちゃんと循環しないので注意。ある程度古着と新品を両方買いつつ、着た後は寄付すると、理論上は循環していきます。)私はスペインマダムに人気の真っ赤なパンツを9ユーロで購入しました。Humanaは店舗によるけれど雑然としたチャリティショップっぽくなく、VMD(服の並べ方や店舗のディスプレイのこと)もきれいでした。

(Humanaのクリスマスウィンドウディスプレイ。下からサステナビリティ、コミットメント、協力、連帯、希望、平和)

以前ロンドンに住んでいたときも、TRAIDやCancer Research等似たモデルの組織の店舗はたくさんありました。イギリスではそういったチャリティ店舗には税制の優遇があるらしいけれど、スペインでもそうなのかな?日本ではどういう税制なんでしょう。詳しい方いたら教えてください。

Humanaの他に気付いたのは、MADE IN SPAINくくりのブティックが沢山あること。サステナブルファッションと言えど、フェアトレード等の海外志向と言うよりは自国のデザイナーやブランドをサポートしようという空気を感じました。こういう地産地消モデルは輸送コストも減らせるし柔軟な生産ができるのでとっても理にかなったやり方。スペインは経済状況が今余り良くないので、自国志向なのかもしれませんね。個性的なブランドが多く気付いたら普通に買い物してました笑

(地元の作家さん作のリングたち。リング好き。)

さて、スペインのノマド旅ももうおわり。しっかりチャージして、また新しいプロジェクトを日本で進めますよ!良いインプットになりました。それでは、アディオス〜

岡田